今回は神奈川県横浜市の個人のお客様より、ジャガーXKの天井張り直しをご依頼いただきました。

施工前は天井生地が下地から大きく剥がれ、ほぼ全体が垂れ下がっている状態です。

通常の天井張替えでは古い生地を剥がし、新しい生地へ交換しますが、今回は方法が異なります。

ジャガーXKに使用されている純正の天井生地をそのまま再利用して張り直す施工を行いました。

純正の質感や車内の雰囲気をできるだけ変えたくない場合には、元の生地の状態によって、このような張り直しが可能なことがあります。

ジャガーXKの天井がほぼ全垂れ

ジャガーXK天井張直し

こちらが施工前です。

天井生地が広い範囲で下地から剥がれ、全体的に垂れ下がっています。

今回はこの生地を新しいものへ交換するのではなく、現在付いている純正生地を再利用します。

そのため天井材を取り外す際も、再利用する生地に傷やダメージを与えないよう慎重に作業を進めます。

張り直しの場合は、元の生地を再び使用することが前提になるため、生地自体の状態を確認することも重要です。

純正生地を残すため天井材を慎重に取り外し

天井を施工するため、天井材の取り外しに必要な車内パーツを順番に外していきます。

通常の張替えであれば古い生地は新しい生地へ交換しますが、今回は張り直しです。

取り外したあとも使用する純正生地を傷めないよう注意しながら、天井材を車外へ取り出します。

車外へ取り出したら、天井材と純正生地を分離し、再接着するための下地処理へ進みます。

張り直しでは天井材と純正生地の両方をクリーニング

今回の施工で特に重要になるのがクリーニングです。

天井が垂れている車両では、生地の裏側に使用されているウレタンが劣化していることがあります。

新しい生地へ交換する通常の天井張替えでは、天井材側に残った劣化物を除去して下地を整えていきます。

しかし今回は純正生地そのものを再利用するため、天井材だけでなく生地側もクリーニングします。

再利用する生地の裏側に劣化物が残ったままでは、再び接着するための下地として適していません。

そのため両方の状態を確認しながらクリーニングを行い、再接着できる状態へ整えていきます。

今回はクリーニング工程の写真を撮影していないため、完成後の状態を施工前と比較してご覧ください。

純正生地を再び天井材へ張り込み

下地処理が完了したら、天井材とクリーニングした純正生地に接着剤を施工し、元の形状に合わせて張り直していきます。

新しい生地へ交換する張替えとは異なり、今回は元々装着されていた生地を使用します。

張り直しが完了した天井材をジャガーXKの車内へ戻し、取り外していた各部品を元通りに組み付けます。

ジャガーXK 天井張り直し完成

ジャガーXK天井張直し

こちらが施工後です。

施工前はほぼ全体に垂れ下がっていた天井生地を、純正生地のまま張り直して仕上げました。

新しい生地へ交換していないため、純正生地が持つ質感や車内の雰囲気をそのまま残せることが今回の施工の特徴です。

天井全体が垂れていた状態から、再び天井材の形状に沿って生地が収まりました。

「天井張替え」と「天井張り直し」の違い

天井が垂れてしまった場合、必ずしもすべての車で同じ施工方法になるわけではありません。

天井張替えは、古い生地を取り除き、新しい生地を使用して仕上げる方法。

一方、今回のような天井張り直しは、現在装着されている純正生地をクリーニングして再利用する方法です。

純正の質感や色を残したい場合には張り直しが魅力ですが、生地の状態によっては再利用が難しい場合もあります。

そのため、実際の天井や生地の状態を確認したうえで施工方法を判断します。

ジャガーXKの天井剥がれ・張り直しはSEAHORSEへ

今回は神奈川県横浜市の個人のお客様よりご依頼いただいた、ジャガーXKの天井張り直し施工事例をご紹介しました。

ほぼ全体に垂れていた純正生地を取り外し、天井材だけでなく再利用する生地側もクリーニングしたうえで張り直しています。

「天井が垂れてきた」

「純正の生地をできれば残したい」

「新しい生地への張替えと、純正生地の張り直しのどちらが可能か知りたい」

このような場合も、現在の状態を確認したうえでご提案いたします。

ジャガーXKをはじめ、輸入車の天井剥がれ・天井垂れでお困りの際は、横浜市のSEAHORSEまでお気軽にご相談ください。

ご依頼ありがとうございました。