今回は神奈川県川崎市のお客様よりご依頼いただいた、アウディA4アバントの天井張替え・断熱材施工をご紹介します。

ご入庫時のA4アバントは天井生地の一部分が浮いている程度ではなく、広い範囲で生地が剥がれ、ほぼ全面的に天井が垂れ下がっている状態でした。

アウディをはじめとする欧州車では、年数の経過によって天井生地の裏側にあるウレタンが劣化し、生地の浮き・剥がれ・天井垂れが発生することがあります。

今回はルーフライニングを車両から取り外し、古い生地と劣化したウレタンを処理してから、新しい天井生地へ全面張替えを行います。

さらに今回は、天井を取り外す機会を活かしてルーフ部分への断熱材施工も同時に行いました。

天井垂れを綺麗に修理するだけでなく、普段は隠れているルーフ部分にも手を加えていきます。

アウディA4アバント 天井張替え前【BEFORE】

アウディA4天井張り替え 天井剥がれ 断熱材施工

こちらが施工前の状態です。

天井生地が大きく波打ち、ルーフライニングから広範囲に剥がれています。

今回のA4アバントは、いわゆる「全垂れ」に近い状態です。

ここまで天井垂れが進行すると見た目が気になるだけでなく、生地の裏側で劣化したウレタンが崩れ、細かな粉やウレタン片が車内へ落ちてくることもあります。

天井は車内でも非常に面積が大きいため、垂れや剥がれが広がると室内全体の印象にも大きく影響します。

今回は垂れている部分だけを接着するのではなく、ルーフライニングを取り外して下地から施工し直します。

アウディの天井垂れはなぜ起こる?

天井生地が剥がれてくると、接着剤が弱くなっただけのように見えるかもしれません。

しかし、実際には表面の生地ではなく、生地の裏側に使用されているウレタンの劣化が原因となっていることがあります。

ウレタンが経年劣化によって崩れてしまうと、生地を保持することができなくなります。

最初は一部分の小さな浮きだったものが徐々に広がり、最終的には今回のA4アバントのように天井の広い範囲が垂れてしまうこともあります。

そのため天井張替えでは、単に新しい生地を上から貼るのではなく、劣化したウレタンを取り除いて下地を整えることが重要です。

垂れた天井へのスプレー接着剤はおすすめしていません

天井が垂れてくると、

「スプレー接着剤を入れて貼り直せないか?」

と考える方もいらっしゃると思います。

しかし、天井張替えを予定している場合、劣化した天井へのスプレー接着剤の使用はおすすめしていません。

ウレタンそのものが劣化している状態では、その上から接着剤を使用しても下地が崩れてしまい、綺麗に固定できないことがあります。

また、接着剤が生地表面へ染み出して跡になったり、劣化ウレタンと接着剤が固まることで、その後の張替え時にクリーニングが難しくなったりする場合もあります。

天井が大きく垂れて運転や乗車の邪魔になる場合には、張替えまでの応急処置として虫ピンなどで生地を支える方法もあります。

ご自身で接着剤を使用する前に、一度ご相談ください。

ルーフライニングを車両から取り外します

アウディA4天井張り替え 天井剥がれ 断熱材施工

天井張替えを行うため、サンバイザーやピラーなど、天井周辺の必要な内装部品を取り外していきます。

各部品を外したら、大きなルーフライニングを傷めないよう注意しながら車外へ取り出します。

今回は当店の助手割引サービスをご利用いただき、オーナー様にも作業へ参加していただきました。

普段は見る機会の少ない愛車の内装構造や、取り外したルーフライニングの状態を実際に確認しながら作業を進めていきます。

そして今回は、ルーフライニングを取り外したタイミングで、もうひとつの施工を行います。

アウディA4アバントのルーフへ断熱材を施工

アウディA4天井張り替え 天井剥がれ 断熱材施工

ルーフライニングを取り出した状態で、車両のルーフ部分へ断熱材を施工します。

普段は天井の内側に隠れている場所ですが、天井張替えでルーフライニングを取り外しているからこそ施工しやすい部分です。

断熱材を追加することで、ルーフから車内へ伝わる熱の影響を抑える効果が期待できます。

特に夏場は直射日光によって車のルーフが高温になるため、天井部分への熱の伝わり方を抑えることは、車内環境を考えるうえでもメリットがあります。

また、断熱材を施工することで、雨がルーフへ当たった際の音を和らげる効果も期待できます。

さらに、張り替えた天井への熱負担を軽減する目的もあります。

天井張替えと同時に施工できる追加メニューとして、断熱材施工もご相談いただけます。

劣化したウレタンを除去して下地をクリーニング

断熱材施工後は、取り外したルーフライニングの張替え作業へ進みます。

古い天井生地を剥がすと、ルーフライニング側には劣化したウレタンが残っています。

まずはこのウレタンを取り除き、さらに溶剤を使用して表面をクリーニングします。

天井張替えというと、新しい生地を貼る工程が一番目立ちます。

しかし、劣化した素材を残したまま新しい生地を施工するのではなく、古いウレタンを処理して新しい生地を施工できる下地を作ることも大切な工程です。

完成後には見えなくなる部分ですが、下地を整えてから新しい天井を作っていきます。

新しい天井生地へ全面張替え

アウディA4天井張り替え 天井剥がれ 断熱材施工

下地処理が完了したら、ルーフライニングと新しい天井生地へ接着剤を塗布し、張替えを行います。

天井には平面だけではなく、各内装部品が取り付けられる部分や形状の変化があります。

ルーフライニングの形状に合わせて生地を施工し、各部を仕上げていきます。

張替えが完了したらルーフライニングを車内へ戻し、取り外していたサンバイザーやピラーなどを元通りに組み付けます。

各部の状態を確認して、アウディA4アバントの天井張替え完成です。

アウディA4アバント 天井張替え完成【AFTER】

アウディA4天井張り替え 天井剥がれ 断熱材施工

こちらが施工後です。

施工前は天井生地がほぼ全面的に垂れ、大きく波打っていましたが、張替え後はすっきりとした天井へ仕上がりました。

天井は車内の上部全体を占める大きな内装部分です。

そのため、垂れていた生地が綺麗になることで、車内へ乗り込んだ際の印象も大きく変わります。

今回は見た目を綺麗にするだけではなく、古い生地を取り除き、劣化したウレタンを処理してから新しい生地へ全面張替えしています。

さらに、ルーフライニングを取り外したタイミングでルーフ部分へ断熱材も施工しました。

天井垂れの修理と断熱対策を同時に行った施工となりました。

天井張替えと一緒に断熱材施工も可能です

天井垂れの修理では、ルーフライニングを車両から取り外して施工します。

そのため、今回のA4アバントのように天井張替えと断熱材施工を同時に行うことも可能です。

普段はルーフライニングに隠れている場所なので、天井を取り外す機会に一緒に施工するという選択肢があります。

「せっかく天井を外すなら断熱対策もしたい」

「夏場のルーフからの熱が気になる」

「天井張替えと同時にできる施工を検討したい」

という方は、天井張替えのお問い合わせ時にご相談ください。

アウディの天井垂れ・天井剥がれでお困りの方へ

アウディA4アバントの天井に、

「天井生地が浮いてきた」

「後ろ側や端から剥がれてきた」

「天井が波打っている」

「天井全体が垂れてしまった」

「劣化したウレタンが車内へ落ちてくる」

といった症状がある場合は、天井張替えをご検討ください。

一部分の小さな浮きから始まった場合でも、内部のウレタン劣化が進行していると、徐々に剥がれる範囲が広がることがあります。

今回のようにほぼ全面的に天井が垂れてしまった状態でも施工可能です。

アウディA4アバントの天井張替え・天井修理ならSEAHORSEへ

SEAHORSEでは神奈川県横浜市にて、アウディA4アバントをはじめとするアウディ・輸入車・欧州車の天井張替え、天井垂れ・天井剥がれ修理を行っています。

今回のような天井生地の全面張替えだけでなく、ルーフライニングを取り外すタイミングでの断熱材施工もご相談いただけます。

神奈川県横浜市・川崎市をはじめ、東京都など県外からのご依頼も承っております。

アウディA4アバントの天井張替え・天井垂れ・天井剥がれ・天井修理・断熱材施工をご検討の方は、お気軽にSEAHORSEまでお問い合わせください。