今回は神奈川県横浜市の個人のお客様よりご依頼頂きました、フォルクスワーゲンシャランの天井張替えを紹介致します。今回は、助手割引サービスをご利用頂いたので一緒に作業して頂きます。助手割引サービスとは、私の助手となって一緒に作業して頂くサービスになっております。自分の車を触ってみたい、作業をしてみたい等、たくさんの方にご利用頂いています。このサービスは施工終了後、お見積り額から10000円の割引をさせて頂いています。ぜひご利用ください。
では、施工前の状態を見ていきます。
■施工前の状態確認

写真だと分かりにくいかも知れませんが、、、垂れていますね。このような状態になった場合、天井から劣化ウレタンが落ちてきてストレスを抱える場合がありますので虫ピン等を刺して対処して頂けたらと思います。※スプレー接着剤等を使用しないでください。スプレー接着剤を投入して再接着を試みる方がいますが、生地の裏側には劣化したウレタンがありこれを除去しなければ接着できませんし、運よく接着できたとしても生地の表面に接着剤が染み出てしまいます。また、劣化したウレタンを除去しないで接着剤を投入すると接着剤がウレタンを固めてしまい、クリーニング時に大変な思いをします。その場合は、別途クリーニング代を頂く場合がございます。
では、天井の施工に入っていきます。まずは、天井を外に出すために各部品を外していきます。
写真を見ながら説明していきます。
■施工の流れ(各部品を取り外す)

このようにアシストグリップや、ピラーなどを外していきます。
では、部品を全部外して天井を車の外に出していきます!!

部品を取り終え、天井を出した後の写真になります。
■クリーニング(BEFORE】

この写真を見て頂けたら分かるように平面の部分がボコボコしています。この原因は劣化したウレタンです。特に欧州車では、日本と異なる気候を前提とした素材が使用されているため、経年劣化によってウレタンスポンジがボロボロになり、その結果、天井生地が剥がれて垂れ下がってきます。
天井が取り出せましたら、クリーニングを行います。
天井張替えの作業の中で最も大事な工程です。このクリーニングが適当だと、生地を張り付けても密着力がなくすぐに垂れてきてしまいます。茶色っぽいものは、劣化ウレタンになります。この劣化ウレタンを取り、溶剤を使ってきれいにしていきます。
■クリーニング(ブラッシング後)

ブラシでウレタンを大まかに取れましたが、これだとまだ完璧なクリーニングとは言えません。まだ表面がべたべたしていて接着剤を塗布しても完璧な効果を得られません。この後は溶剤を使って更にキレイにしていきます。
■クリーニング(溶剤クリーニング後)【AFTER】

溶剤でクリーニングした後の写真を撮り忘れてしまったので私が施工した別のシャランの写真を代用します。申し訳ございません。
このような感じまでクリーニングを行わないと意味がありません。なので、クリーニングは一番気合をいれて作業します。
このくらいまで出来たら、新しい生地と天井に接着剤を塗布して張り付けていきます。
■張り替え後(穴あけ~天井部品装着)

完成しました。この状態でも結構きれいですよね。次は最後の工程に入ります。張り替え終わった天井を車の中に戻し、最初に外した部品を付けて施工終了になります。
では、施工後の写真を見て頂きます。
■施工後の天井


全ての工程を終了しました!!
張替えが終わると気持ちがいいですよね。天井が垂れてると車内も狭く感じられるし、劣化ウレタンが落ちてくるし良いことがありませんね。
天井等でお困りの事がありましたら当店にご相談ください。
ご依頼ありがとうございました。
■当店で行ったシャランの施工例👇👇👇
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