今回ご紹介するのは、神奈川県川崎市からご来店いただいたBMW 116iの天井張替えと断熱材施工です。
こちらの116iは、天井生地が全体的に垂れ始め、さらにフロントガラス側では生地がルーフライニングから剥がれていました。
今回は垂れた生地を新しくするだけではありません。
天井張替えでは一度ルーフライニングを車両から取り外します。
そこで、その機会を利用して普段は天井の裏側に隠れているルーフ
せっかく大きな天井を取り外すなら、そのタイミングだからこそできる施工も一緒に。
見た目を綺麗に戻す天井張替えと、完成後には見えなくなるルーフ内部への施工を同時に進めていきます。
BMW 116iの天井に広がった垂れとフロント側の剥がれ


まずは施工前の状態です。
一ヶ所だけが浮いているのではなく、天井生地全体に垂れが広がっています。
さらにフロントガラス側を見ると、生地の端が剥がれて開いている状態です。
このような症状が出始めると、時間の経過とともに剥がれる範囲が広がっていくことがあります。
完全に垂れ下がるまで待つ必要はありません。
端が浮いてきた、少し波打ってきたなど、天井に変化を感じた段階でも張替えをご相談いただけます。
また、すぐに施工できず応急処置が必要な場合は、虫ピンや待ち針
接着剤を流し込んでしまうと、その後の張替え時に下地処理が難しくなる場合があるため、施工予定がある場合はそのままの状態でお問い合わせください。
まずはルーフライニングを車外へ

新しい生地へ張り替えるため、車内で天井を貼り直すのではなく、ルーフライニングを車両から取り出します。
そのために、天井を固定している周辺部品を順番に取り外していきます。

部品の取り外しが終わったら、ルーフライニングのエッジ部分を養生。
大きな天井を車内で動かす際、硬いエッジが周囲の内装へ当たらないよう保護してから搬出します。
張替える天井だけを綺麗にするのではなく、作業中に周囲の内装を

生地の下に残っていた茶色い劣化ウレタン

車外へ取り出したルーフライニングから古い天井生地を剥がすと、茶色く変色した素材が現れます。
これが劣化したウレタンです。
施工前は表面の生地が垂れているように見えますが、その裏側ではこのウレタンが劣化しています。
新しい天井を作るには、まず古い状態を一度リセットする必要があります。
そこで、ここからは「張る作業」ではなく取り除く作業です。
ブラシだけでは終わらせないクリーニング

最初にブラシを使用し、ルーフライニング表面に残った劣化ウレタンを落としていきます。
大部分を取り除くと見た目はかなり綺麗になります。
しかし、ここで終了ではありません。
表面にはまだ細かなウレタンやベタつきが残っているため、さらに

作業前と比べると、ルーフライニング表面の色まで変わっているのが分かります。
古い生地を剥がしてすぐ新しい生地を張るのではなく、接着する面をここまで整えてから次へ進みます。
完成すると見えなくなる場所ですが、新しい天井を作るための土台になる部分です。
新しい生地でBMW 116iの天井を作り直す


下地の準備が整ったら、ルーフライニングと新しい天井生地の両方へ接着剤を塗布します。
塗布後はルーフライニングの形状を確認しながら、生地を張り込んでいきます。

生地を張り終えた後は、外周部分を仕上げ、アシストグリップなどを取り付けるための開口部分も処理します。
これで天井そのものの張替えは完成。
通常であればルーフライニングを車両へ戻していくところですが、今回のBMW 116iにはもうひとつ施工があります。
天井が外れている今だから断熱材を施工

今回のお客様には、天井張替えと同時にルーフへの断熱材施工もご依頼いただきました。
ルーフライニングが取り付けられている通常の状態では見えない場所ですが、天井張替えのために取り外した今なら施工できます。
そこで、露出したルーフ面へ断熱材を貼り付けていきます。
断熱材施工では、ルーフから伝わる熱の影響を抑える効果が期待できます。
特に夏場は直射日光によって車の屋根そのものが高温になるため、ルーフと室内の間に断熱層を追加することには意味があります。
また、雨がルーフへ当たる際の音を和らげたり、車内の音の響き方に変化が出たりすることも期待できます。
そして天井張替えと組み合わせることで、新しく施工した天井生地
見た目には現れない施工ですが、せっかく天井を外したタイミングだからこそ選べる追加施工です。
「天井を直すついで」にできること
断熱材だけを施工するためにルーフライニングを取り外すとなると、そのための脱着作業が必要になります。
しかし天井張替えでは、もともとルーフライニングを取り外します。
だからこそ、
「どうせ天井を外すなら断熱材も」
という組み合わせができます。
車の内装修理は、傷んだ部分を元に戻すだけとは限りません。
分解する機会を活かして、普段触ることのできない場所へ手を加える。
今回のBMW 116iは、そんな施工になりました。
BMW 116i 天井張替え・断熱材施工完成


すべての施工を終えたルーフライニングを車内へ戻し、取り外していた部品を組み付けて完成です。
施工前は天井全体に生地の垂れがあり、フロントガラス側も大きく剥がれていました。
張替え後はその症状がなくなり、すっきりとした116iの車内へ
そして完成写真からは見えませんが、新しくなった天井のさらに上には今回施工した断熱材があります。
見える部分は天井張替えでリフレッシュ。
見えない部分には断熱対策。
今回はルーフライニングを取り外す工程を活かし、2つの施工を一度に行いました。
同じBMW 116iのドア内張りも修理しました
こちらのBMW 116iでは、天井だけでなく剥がれていたドア内張りの張り直しも同時にご依頼いただいています。
BMW 116i ドア内張り剥がれ修理|純正生地を再利用して張り直し|神奈川県川崎市 | SEAHORSE
ドア内張りについては、純正生地を再利用して施工しました。
天井の垂れとドア内張りの剥がれ。
どちらも以前から気になっていた内装を今回まとめて施工し、車内をリフレッシュしています。
複数箇所の内装に剥がれや傷みがある場合も、まとめてご相談ください。
BMWの天井垂れ・天井張替えならSEAHORSEへ
SEAHORSEでは神奈川県横浜市にて、BMW 116iをはじめとするBMW・輸入車の天井張替え、天井垂れ・
今回のようにルーフライニングを取り外す機会を利用した、天井張
今回のお客様は神奈川県川崎市からご来店いただきました。
「BMWの天井が浮いてきた」
「フロントガラス側から剥がれている」
「天井全体が垂れてしまった」
「張替えと一緒に断熱材も施工したい」
といった症状やご希望がございましたら、現在の天井の状態が分かる写真と一緒にお問い合わせください。
BMW 116iの天井張替え・天井垂れ・天井剥がれ・