今回は、フォルクスワーゲンポロの天井張替えをご紹介します。

ご入庫時には天井生地がルーフライニングかは剥離し、広い範囲で垂れ下がっている状態でした。フォルクスワーゲンをはじめとする欧州車では、長年の使用や車内温度に上昇によって生地裏側のウレタン層が徐々に劣化し、天井の垂れや剥がれに繋がることがあります。

今回は、ルーフライニングを車両から取り外し、劣化した下地を処理したうえで新しい天井生地へ張り替えていきます。

フォルクスワーゲンポロ天井張替え

・広範囲に発生した天井の垂れ

施工前の車内です。

天井生地が本来の位置から大きく下がり、ルーフ中央から後方にかけて広範囲に垂れが発生しています。この状態になると、表面の生地だけを接着し直しても根本的な修復にはなりません。天井生地の裏側にはクッション性を持たせるウレタン層がありますが、経年劣化が進むとウレタン自体が脆くなり、生地とルーフライニングを保持できなくなります。
そのため、しっかりと張り替えるには接着面に残った劣化物を処理して新しい生地を使用できる状態まで整えることが重要です。

フォルクスワーゲンポロ天井張替え

・車両からルーフライニングを取り外します

天井周辺の部品を順番に取り外し、ルーフライニング本体を車外へ取り出します。

車両に装着されている状態では分かりにくかった部分も取り外すことで生地が広範囲にわたって下地から離れていることが確認できます。
天井張替えでは、単純に新しい生地を上から貼るのではなく、一度既存の生地を剥がし、ルーフライニング側に残っている劣化したウレタンを除去していきます。ここで下地を十分に整えずに施工すると、新しい接着剤を使用しても劣化層ごと剥離する可能性があるため、完成後には見えなくなる部分ですが重要な工程です。

フォルクスワーゲンポロ天井張替え

・劣化したウレタンを除去し、接着面を整えます

既存の天井生地を剥がした後、ルーフライニング表面に残った劣化ウレタンを除去しクリーニングを行いました。

写真は下地処理を終えた状態です。

ルーフライニングには平面だけでなく、外周部や各部品の開口部、立ち上がりなどの複雑な形状があります。こうした部分まで状態を確認しながら施工した際の浮きや接着不良を防ぎ、ルーフ本来の形状に沿った仕上がりにつなげていきます。
この後、下地の状態を確認してからルーフライニング側と新しい生地側に接着剤を塗布し、新しい生地を張り込んでいきます。

フォルクスワーゲンポロ天井張替え

・フォルクスワーゲン ポロ 天井張替え完成

新しい天井生地を施工したルーフライニングを車両へ戻し、各部品を組み付けて完成です。

施工前に広範囲に垂れ下がっていた生地がなくなり、ルーフ形状に沿ったすっきりとした天井へ仕上がりました。今回のように天井全体へ症状が広がっている場合はもちろん、最初は後方や端の一部分だけが浮いてくるケースもあります。一度ウレタンの劣化が始まると、時間の経過とともに剥離範囲が広がっていくこともあるため、天井に浮きやたるみが見られる場合は早めの施工がおすすめです。

【フォルクスワーゲンの天井垂れ・剥がれでお困りの方へ】

当店では神奈川県横浜市にて、フォルクスワーゲンをはじめとする輸入車・欧州車の天井張替え、内装補修を行っております

天井の垂れや剥がれは、表面だけを見ると生地の接着不良のように見えますが、実際には内部のウレタンが劣化が原因となっているケースが多くあります。当店では現在の状態を確認し、必要な下地処理を行ったうえで施工をいたします。
天井全体の張り替えはもちろん、純正に近い雰囲気で仕上げたい場合や、内装のイメージに合わせたカラーチェンジについてもご相談頂けます。

フォルクスワーゲンポロをはじめ、欧州車の天井垂れ・天井剥がれ・ルーフライニングの張り替えでお困りな方は、お気軽にお問い合わせください。