天井が垂れてしまった。

せっかく張り替えるなら、元と同じ色に戻すだけではなく、自分の好きな色で車内を仕上げてみる。

今回はそんな天井張替えです。

東京都調布市からお越しいただいた、アルファロメオ147の天井張替えをご紹介します。

施工前は天井生地の剥がれ・垂れが進み、虫ピンを使って生地を支えている状態でした。

通常であれば純正に近い色の天井生地を選び、元の雰囲気へ戻す方法もあります。

しかし今回、お客様が選ばれたのは東レ ウルトラスエードの「ターコイズブルー」

アルファロメオのロゴに使われている色を車内にも取り入れたい、というオーナー様のこだわりから選ばれたカラーです。

白いボディ、赤を取り入れたドア内張り、そして頭上にはターコイズブルー。

天井垂れを修理するだけではなく、147の車内そのものを楽しむ張替えにしていきます。

虫ピンで応急処置していたアルファロメオ147の天井

アルファロメオアルファ147天井張り替え

こちらがご入庫時の天井です。

生地がルーフライニングから剥がれて垂れていたため、虫ピンを使用して生地を支えています。

実はこの虫ピンは、当店で行った応急処置です。

お客様が施工前に使用する天井生地を決めるため工場へお越しいただいた際、

「天井が垂れ垂れでストレス」

とのことでしたので、張替え当日まで生地が大きく落ちてこないよう処置しました。

天井が頭に触れるほど垂れてくると、運転するたびに気になってしまいます。

そんなときに注意していただきたいのが、スプレー接着剤などを使用して無理に貼り付けてしまうことです。

接着剤が表面へ染みたり、張替え時のクリーニングが難しくなったりすることがあります。

張替えを予定している場合の一時的な対策としては、虫ピンなどで支えておく方法があります。

修理するなら「元通り」じゃなくてもいい

今回の147で特にご紹介したいのが、ここです。

天井張替えというと、

「元々付いていた生地と同じような色に戻す」

というイメージが強いかもしれません。

もちろん純正に近い雰囲気を残す施工もできます。

でも、天井生地を一度すべて新しくするのであれば、色そのものを変えるチャンスでもあります。

今回のお客様が選ばれたのは、ターコイズブルー。

しかも単純に「青が好きだから」という理由だけではありません。

アルファロメオのロゴに使われている色を、147の車内で表現したい。

そんなイメージから決まったカラーでした。

修理しなければならなくなった天井を、逆に愛車を自分好みに仕上げるきっかけにする。

今回の施工は、そんな楽しみ方ができる一台です。

選んだ素材は東レ「ウルトラスエード」

今回の天井に使用するのは、東レのウルトラスエードです。

カラーは先ほどご紹介したターコイズブルー。

当店でもこの色を天井へ施工するのは今回が初めてでした。

天井は車内でも面積が大きいため、小さな生地サンプルで見るのと、実際にルーフライニング全面へ張った状態では印象が大きく変わります。

特にターコイズブルーのような存在感のあるカラーは、完成後の車内を大きく変える色です。

だからこそ、施工する側としてもどんな147に仕上がるのか楽しみな一台でした。

古い天井を一度まっさらな状態へ

アルファロメオアルファ147天井張り替え

今回は古い生地を剥がした直後の写真を撮影できませんでしたが、生地の下には経年劣化した茶色いウレタンが残っていました。

新しいウルトラスエードを施工する前に、この古い素材を取り除きます。

まずブラッシングを行い、ルーフライニングに残った劣化ウレタンを除去。

さらに溶剤を使用して表面をクリーニングし、写真の状態まで下地を整えました。

ここから新しいターコイズブルーの天井を作ります。

完成後に見える色や素材を選ぶことはもちろん大切ですが、その前に古い状態をきちんとリセットして、新しい生地を施工できる土台を作ることも天井張替えの工程のひとつです。

ターコイズブルーを147のルーフライニング全面へ

クリーニングが終わったルーフライニングとウルトラスエードへ接着剤を塗布し、張替えを進めます。

今回選んだカラーは、純正に近いグレーやブラックとはまったく違います。

だからこそ完成後には、天井そのものが147のインテリアを構成するひとつのデザインになります。

ルーフライニングの形状に合わせてウルトラスエードを施工し、各部を仕上げたら車両へ戻します。

そして取り外していた部品を組み付けると、いよいよ完成です。

アルファ147の車内がターコイズブルーで一変

アルファロメオアルファ147天井張り替え
アルファロメオアルファ147天井張り替え

完成した車内をご覧ください。

施工前は虫ピンで垂れた生地を支えていた天井。

その場所が、鮮やかなターコイズブルーのウルトラスエード天井へ生まれ変わりました。

単に垂れがなくなっただけではありません。

今回のお客様が考えた、

アルファロメオのロゴに使われている色を車内にも取り入れる

というコンセプトが、実際の147の車内として形になりました。

そしてこの車両には、もうひとつ面白いところがあります。

ボディは白。
内張りには赤。
天井にはターコイズブルー。

純正状態へ戻す修理とはまったく違う、オーナー様の好みが詰まった組み合わせです。

天井を張り替えることになったからこそ完成した、この147だけのインテリアになったのではないでしょうか。

天井のカラーチェンジは車内の印象を大きく変えます

天井は普段あまり意識して見ない場所かもしれません。

しかし実際には、頭上のかなり大きな面積を占めています。

そのため、色を変えると想像以上に室内の雰囲気が変わります。

ブラックなどの濃色で引き締める。

明るいカラーで車内の印象を変える。

今回のように、愛車のデザインやボディカラーから着想を得て色を選ぶ。

天井垂れを直すことと、内装をカスタマイズすることを一度の施工で行えるのがカラーチェンジの面白さです。

「どうせ張り替えるなら純正とは違う天井にしてみたい」という方も、生地選びからご相談ください。

オーナー様と一緒に作ったアルファ147

今回のお客様には、助手割引サービスもご利用いただきました。

助手割引は、スタッフにすべて任せて完成を待つのではなく、可能な作業へオーナー様にも参加していただくサービスです。

今回のように素材やカラーまでこだわった一台だからこそ、自分自身も施工へ参加することで、完成したときの楽しさはまた違ったものになると思います。

そしてすべての施工が終わり、完成した147をご覧いただいた際には、お客様にも大変喜んでいただけました。

最後には、思わずお客様とハイタッチ。

色を決めるところから施工、そして完成まで、私自身も楽しませていただいた天井張替えとなりました。

アルファロメオの天井垂れを「カスタムする機会」に

天井が垂れてしまうのは、オーナー様にとって嬉しいことではありません。

でも、張替えが必要になったからこそ、

「次はどんな天井にしよう?」

と考えてみるのもひとつの楽しみ方です。

純正に近い色へ戻すのもいい。

ブラック系へ変更して室内を引き締めるのもいい。

そして今回の147のように、愛車のテーマに合わせたカラーを選ぶのもいい。

修理前と同じ状態へ戻すだけではなく、これまで以上に気に入った車内へ仕上げることも天井張替えでは可能です。

アルファロメオ147の天井張替えならSEAHORSEへ

SEAHORSEでは神奈川県横浜市にて、アルファロメオ147をはじめとするアルファロメオ・輸入車の天井張替え、天井垂れ・天井剥がれ修理を行っています。

純正に近い色での張替えはもちろん、今回のようなウルトラスエードを使用した天井のカラーチェンジもご相談いただけます。

今回のお客様は東京都調布市からご来店いただきました。

「アルファ147の天井が垂れてきた」

「剥がれた天井を綺麗に直したい」

「せっかく張り替えるなら色を変えたい」

「ウルトラスエードで天井を仕上げたい」

そんなご希望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

アルファロメオ147の天井張替え・天井垂れ・天井剥がれ・ウルトラスエードへのカラーチェンジをご検討の方は、SEAHORSEまでご相談ください。